壱岐の式内社、爾自(にじ)神社について紹介していきます。
爾自(にじ)神社とは
爾自神社は壱岐の郷ノ浦町にあり、ご祭神は「級長津彦神(しなつひこのかみ)」、「級長戸邊神(しなとべのかみ)」、「息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)」。
祭典は3月13日例祭・神幸、2月13日神迎祭。
弘仁2年創建。
爾自は西のことで有安村は半城湾の北にあたり長峰村の西で海岸に面しているので強風が吹くところみたいです。江戸時代、平戸藩は朝鮮通信使の接待を勝本浦で行っていました。この時、海上が時化で勝本浦での滞在が続くと藩の財政が苦しくなるので、必死に東風石に祈ったそうです。
東風石の名は、神功皇后が三韓征伐の際、この石に出航の順風を祈願したところ、石が二つに割れそこからさわやかな東風が吹き出したという言い伝えみたいです。
爾自神社の特徴
爾自神社の東風石。
爾自神社のアクセスと行き方
爾自神社の住所:長崎県壱岐市郷ノ浦町有安触979番地
郷ノ浦港からは車で約16分(約8.6キロ)、芦辺港からは車で約19分(約11キロ)ほどかかります。
壱岐はあまり交通網が整っていなので、複数の神社巡りや御朱印集めにはレンタカーをおすすめします。
爾自神社の御朱印
爾自神社には書き置きの御朱印がありません。そして爾自神社の御朱印は国津意加美神社でもらえるのであらかじめ電話予約をして国津意加美神社に行きましょう。
爾自神社の御朱印電話番号
最後に
壱岐の観光名所、猿岩に行く前に東風石を見て爾自神社の参拝はいかがでしょうか?