壱岐は小さい島ながらも、神社庁に登録されているだけでも150以上、登録されていない神社や祠(ほこら)も数えると1000以上もあると言われている長崎県の離島です。
今回は数多くある壱岐の神社の中でも月讀神社について紹介していきます。
月讀神社とは(読み方 つきよみじんじゃ)
月讀神社は読み方は(つきよみじんじゃ)と読みます。
この月讀神社は、壱岐市内の芦辺町の人気の少ない森の中にひっそりとたたずみ神秘的な雰囲気を醸し出しています。
この神社は、生命の誕生(安産、健康、病気平癒)や漁業の繁栄(航海安全、大漁)、農業の誕生(自然界では旧暦の暦と共にある)、商売繁盛にご利益があるとも言われています。
御祭神は月讀尊(つきよみのみこと)と月弓尊(つきゆみのみこと)、祭典は旧9月23日例祭・神幸です。
ちなみに「月を読む」というのは吉・凶を占うということでもあり、月を観測して様々なことを占ってきた人々からは占いの神様としても信仰がありました。
平安時代中期に編纂された格式(律令の施行細則)で、三代格式の一つでもある延喜式(えんぎしき)には「卜部三国にて卜術優長者、伊豆五人、対馬十人、壱岐五人・・・」とあり壱岐の卜部が朝廷に仕えていたこともわかっており、古代の壱岐は伝統的に優れた卜部がいた、占いの先進国だったそうです。
月讀神社の御朱印
月讀神社の御朱印は壱岐の他の神社とことなり予約不要です。
月讀神社は10時から17時までは基本的にお守りや御朱印を社務所で頂くことができます。宮司さんは国片主神社、覩上神社、熊野神社も兼務されています。
月讀神社の住所と行き方(アクセス)
月讀神社の住所は壱岐市芦辺町国分東触464番地
壱岐島内でフェリーが到着する3つの港のうちの1つ郷ノ浦港からは国道382号線を勝本方面へ向かいます。
亀石交差点を右折し、芦辺方面へ。国片主神社を過ぎてしばらく車を走らせると右側に鳥居が見えてきます。
最後に
安産、健康、病気平癒、商売繁盛でも有名な月讀神社はいかがでしたか?
壱岐巡りの際、複数の神社を巡って御朱印を集めるのも神社好きな方にとっての壱岐の楽しみ方でもありますね。
壱岐は小さな島です。レンタカーさえあれば短時間でも多くの観光スポットを巡ることができます。