うにや魚介類、壱岐牛、麦焼酎が有名な九州の小さな南国「壱岐」。
人口約2.6万人と小さな島ながら、日本各地から訪れる観光客で賑わいます。
今回は小ぶりながらも壱岐の中では最高峰の「岳の辻」を紹介します。
岳の辻
岳の辻とは壱岐市、郷ノ浦町にある標高約213メートルの山です。
そもそもあまり高い地形の無い壱岐の中では最も高く、隣接された岳の辻展望台から壱岐の景色が見渡せる小さな観光スポットです。
立地柄、普段は車で訪れる方が多いですが、近年ではサイクリングコースとして訪れる方も増えています。
岳の辻付近のスポット①展望台
岳の辻には冒頭でも紹介したように、西側に展望デッキ、中央に展望台、東側に展望広場と3つの展望スポットがあり、時間帯によって見渡す景色の雰囲気が異なります。
ガイドにもあるように郷ノ浦港や大島、原島、長島、また、天気が良ければ北側には対馬の島影、南には佐賀の呼子東松浦半島の山並みを見渡すことができます。
岳の辻付近のスポット②龍光大神
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岳の辻の展望台の近くには「龍光大神」があります。
龍光大神には龍神を祀ってあり、その境内には七つの爪をもつ石龍があります。
岳の辻というよりもこの龍光大神を目掛けて訪れる観光客も年々増えています。
低いながらも壱岐の絶景が見渡せる他、この石龍もインパクトがあって良いですね。
また、このあたりは磁力が強くパワースポットとしても密かに注目を集めています。
龍光大神の鳥居のそばにはこんなものも・・・・
何だと思います?
これは狼煙台(のろしだい)で、九州や対馬との緊急連絡用にかつて使用されていたと言われています。
現在では全く触れることのない狼煙(のろし)をこうして目の前で見れるのも、岳の辻観光の魅力の1つと言えます。
その他「松阪直美 玄海ワルツ歌碑」「岳ノ辻遠見番所跡」、明治22年に建てられたと言われている「経度測定標」があるので探してみて下さい。
岳の辻・龍光大神の住所
岳の辻:〒811-5101 長崎県壱岐市郷ノ浦町片原触